ベビースイミングの効果がすごかった【息子は細マッチョ】
筋肉質な1歳男児に日々体力を削られているイブです。9月に入って少し涼しくなり、ホッとしております。振り返ると8月の間は暑すぎて外で遊んでいられず、息子とプール三昧でした。我が家は1年以上ベビースイミングに通っているのですが、とてもおすすめなのです。
- 我が家がベビースイミングを始めたきっかけ
- 東大生の6割がスイミング経験者
- ベビースイミングってどんなことするの
- 生後半年から通って実感したメリット
- いろんなハードルがあって継続するのが難しい
- おわりに
我が家がベビースイミングを始めたきっかけ
息子は生後6ヶ月からベビースイミングをはじめています。きっかけは、おもに親の都合!(笑)。
昼寝を長くしてほしかった
息子は0歳のとき、まとまった昼寝をしない子で。1回の昼寝は長くて30分くらい、それを細切れに数回。少しでもまとまった睡眠時間を確保したかった母としては「せめて昼寝を1時間くらい続けて寝てほしいんだが」と切なる願い。
出来るだけ体を動かして欲しいんだけど、歩けないうちって遊び方が限られるから難しいんですよね。何とか体力を消費する方法はないものかと考えた結果、「スイミングいいやん!」と思いついたのです。
過酷な0歳育児の息抜き
そもそも0歳育児ってまじで大変。ずっと家にいると悶々としてくるし、児童館もいいんだけど毎日行くと飽きてきちゃうし。新米マザー、とにかく息抜きがしたかったのです。そんなとき、駅近くにあるスイミング教室でベビースイミングをやっていると知り、「こりゃ、やるっきゃない!」と意気揚々。
生後6ヶ月から入会できるということで、生後5ヶ月になったくらいから「よっしゃ、もう少しでベビースイミングをはじめられる」と指折り数えてカウントダウンしてました(笑)
両親ともに子供の頃に水泳をしていた
昼寝して欲しいとか、息抜きしたいとか、親の都合重視の理由が続きましたが(笑)、わたくしも夫も、小さい頃にスイミングを習っていたのもきっかけの1つでした。大人になった今もそれなりに泳げるし、子供の頃に海やプールが怖いなと思った記憶はなく、「水慣れするなら早いうちが良いよね」というのが夫婦で一致した意見でした。
特に夫は、辛かった小児喘息が水泳を習い始めて改善したという経験があったので、健康のためにも水泳をやらせたかったみたい。
東大生の6割がスイミング経験者
そんなこんなでベビースイミング を始めることに決め、調べてみたところ色々メリットがあるらしいぞということがわかりました。
全身運動だから体作りに最高
スイミングは水の浮力で、関節や骨に負担なく全身運動できるので体作りに最適。バランス良く筋力を鍛えることができて姿勢もよくなるのだそうです。
また、夫も言っていた通り、水中で呼吸が制限されるので、酸素摂取量と血液循環がアップして心肺機能が鍛えられるほか、冷たい水に触れていることによる刺激が、体温調節機能の発達や免疫力のアップに繋がるので、将来的に風邪などもひきにくくなるんだとか。
精神の安定や脳の発達にもよいとされる
赤ちゃんにとって水の感触は、母親の胎内にいた時を思いおこさせ、幸せホルモンである「セロトニン」がたくさん出て精神が安定しやすいといわれています。さらには脳の発達にも良いらしく、オーストラリアのグリフィス大学の教授が2012年に発表した、3〜5歳児対象の研究結果によると、スイミング経験のある子供は親の経済力等に関わらず学習スピードが早かったそうです。
また、水の中で体を動かすことにより、空間認知能力や視覚運動能力も発達するため、数学が得意になりやすいとのこと。ちなみに、東大生の6割がスイミング経験ありとのデータもあり。精神面の研鑽も含めて、習ってよかったという子が多かったようです。
ベビースイミングってどんなことするの
いくらメリットが多くても、何事も楽しくなければ続かない。始めるまでは、続けられるかしらという不安も少しありましたが、実際やってみると、いつもあっという間に終わっちゃうくらい楽しかった。これは水泳教室によって異なると思いますが、我が家が通っているところのメニューを例にご紹介したいと思います。
・親が子供を抱っこしたままま水中歩行
・子供をプールに浮かべてプカプカさせる
・手遊び歌をしながら水面をパシャパシャ
・子供を潜らせてフラフープをくぐる
・プールサイドからジャンプで飛び込む
・バタ足の練習
・水に浮かぶおもちゃはボールで水中遊び
・プールサードにつかまってカニ歩き
・浅いプールで輪投げひろい
ざっとこんなかんじ。プールに入る前に準備体操をしてから、上記のメニューをこなして計40〜50分くらいです。
生後半年から通って実感したメリット
生後半年から現在に到るまで、1年以上、計50回以上のレッスンに通いました。その中で実感したメリットはこんな感じです。
眠りが深くなる(夜泣きゼロ)
これは効果テキメンでした。昼寝が短かった息子も、プール行った後は疲れ果てて2時間くらい爆睡。もう、やったー!!ってかんじでガッツポーズしました。その後、プールのおかげもあってか、昼寝をまとまってしやすくなり、0歳のうちから生活リズムを整えるきっかけにもなりました。ちなみに夜もぐっすりで夜泣きは一度もなし!早めに生活リズムを整えられた影響も大きかったと思います。
めっちゃ体格良く成長している
全身運動すごい。全体的に筋肉がついて、体格がよくなります。そして力が強い。自分がいつも寝てるベビーベッドとか、水のペットボトルが入ってるダンボールとか、いろんなものを平気で動かします。腕も足も締まってかたくって、新生児時代のフワフワ感はもう思い出せません。
「こんなガタイいい1歳児見たことない(byママ友)」「体締まってんなー!フィジカルエリート!(by筋トレ好きな夫の友人)」等々体格についてよくほめて頂けます。ちなみに後ろ姿だけ載せるとこんな感じ。写真だとわかりにくいですが、筋肉のつき方がなんとも男らしいのです。
うーん、夫よりたくましいかもしれない背中だわ(笑)。このままスイミングを続けてたら、将来、逆三角形体型で運動神経抜群のイケメン細マッチョになって、ライダー系俳優とか目指せるんじゃないか!(飛躍する妄想)
水慣れしてるのでお風呂が楽
水を全然怖がりません。強めのシャワーだろうが、洗面器でお湯を頭からかけようが、湯船に顔からザブンしようが、余裕です。お風呂も好んで入り、全く嫌がらないので楽ちんです。
スキンシップを楽しめる
水の中だとどれだけ抱っこしても、浮力のおかげで全くしんどくありません!抱っこしながら色々な動きをするので、親子のスキンシップが自然にできるというのも大きなメリットです。家でずっと子供と相手をしているとどうしても途中で限界が来てしまいますが、プールだと自分も一緒に体を動かせるので、ストレスなく子供と遊べるのです!
集団行動になれる
保育園や幼稚園に入っていないと、同年代の子供と行動をともにするって機会があまりないんですよね。児童館では、一緒に遊ぶことはあっても、自由遊びなので集団行動ではないし。スイミングだと、決められたメニューをお友達と一緒にこなしていきます。息子もよく周りを見ながら、少し年齢が上のお子さんの動きをみて学んだり、おもちゃのお片づけが上手になったり、集団行動することで刺激を受けているなと思いました。
親の息抜きの場として優秀
水に入ってパシャパシャするのってほんと落ち着きますねー。親にとってもストレス発散になります。児童館だと子供の遊びを見守るって感じですが、自分も一緒になってプールしてるって感じが良い。0歳育児は、プールがあったから乗り切れたと言っても過言ではないです。あと、みんな自分達のことに必死で、周りの保護者と喋らなくていいってのは地味に楽チンです(コミュ障)
いろんなハードルがあって継続するのが難しい
ここまでメリットばかり紹介しましたが、1年続けて感じた率直なデメリットも書きたいと思います。色々な要因から、継続するのは楽じゃないかなーとは思います。実際、同時期に入会して途中でやめちゃった方もちらほらいらっしゃいます。
風邪などをもらいやすい
わたくし的に、これが一番のデメリットだと思っているのですが、水を介して結構ウイルスをもらいます。明らかに鼻ズルズルで病み上がりっぽい子がいると、かなり高確率でうつります。ちょっと話が逸れると、こちらの記事にも書いたのですが、マスクをせずにくしゃみをしまくる人は、バイオテロリストだと思ってます(笑)
それと似たような話で、まだ明らかに症状があるうちは、他の子への感染を防ぐためにもスイミングくるの控えてほしいなってのが本音なんですけど、この辺は各ご家庭のモラルなになっちゃうから仕方ないですね。
「そんな鼻ズルズルで咳き込んでるのに、冷たいプールに入れちゃうの!?」「鼻水がめっちゃプールに流れ出してるー!風邪うつるー!」と突っ込みたい気持ち満載になります。が、みなさん高い月謝を払ってるから、休むのはもったない気持ちもわからなくはないから、そこはグッと我慢。
月謝がけっこうお高め
ベビースイミングの相場は、大手の教室だと月々おおよそ5,000円から10,000円といったところかと思います。ちなみに市立の体育館などでもう少しお安くできるところもあるそうですが、いずれにせよ毎月それなりのお金がでていきます。さっきの話にも関連しますが、我が家の場合、一度風邪をひくと、完全に治りきる2〜3週間はお休みさせています。なので、「あれ、今月ほとんどプール行けてない」みたいな時は、やはりもったいないなーって気持ちになります。
荷物が多くて行き帰りが重労働
とにかくスイミングは荷物がかさばります。そもそも乳幼児と出かけるときってオムツやら何やらで荷物が多いですが、それに水着やバスタオルが加わるので、めっちゃかさばります。今は歩けるようになったのでだいぶ楽ですが、0歳のときは、前に息子を抱っこ、後ろに水泳セットの入ったリュックを背負って、行き帰りだけで重労働なかんじでした。
冬場がとにかく寒い
寒いです、冬のプール。つらい。夏はスイミング最高!髪濡れたまんま帰ってもいっかーってかんじなのですが、冬はそうは行きません。寒くてつい足が遠のきます。冬の間に来なくなる方、多いです。
皮膚が弱いお子さんには厳しいかも
息子は幸いにも、一度もオムツかぶれがないくらい皮膚が強いので問題なかったのですが、弱いお子さんだと塩素が肌トラブルに影響するそうです。実際、皮膚が弱いお子さんで湿疹が治らず辞めたという方もいらっしゃいました。なので、皮膚トラブルがでやすいお子さんの場合、注意が必要かと思うので、皮膚科の先生など専門家に相談してからはじめるのが良いかと思います。
おわりに
いくつかのデメリットはありますが、わたくし的には、ベビースイミングなしの育児は考えられないくらい、おすすめの習い事です。もしベビースイミング をはじめるか悩まれている方の参考になれば幸いです。
一つ誤算があったとすれば、実はわたくしが痩せれるんじゃないって期待してたんですが、そんなことなかったです。なんでだろ。
あ、スイミングの後に、どか食いしちゃうからだっっ(ダメ人間)
そんな、本日のたわごとでした。